社団法人高槻青年会議所

明るい豊かな社会の実現を理想とし、次代の担い手たる責任感をもった20歳から40歳までの指導者たらんとする大阪府高槻市の青年の団体です。
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理事長所信 

2012年度理事長所信 

蔵立 真一

●はじめに
日本のバブル経済が弾けてから20年。日本の凋落ぶりは顕著なものです。長きに渡ってデフレ基調も続いています。それ以前の45年間が右肩上がりの経済だっただけに、経済成長が低迷してからは、国民全体、元気がない感は否めません。また、少子高齢化にも直面し、日本の停滞ムードに拍車をかけています。2011年3月11日に起こった東日本大震災により、日本国民は一層暗く、そして一層不安な気持ちになっています。
我々は、こうした経済停滞、デフレ、少子化そして大震災という、日本のみならず、世界中の誰もがほとんど体験したことのない問題に直面し、これから、どう生きていけばいいのか、どう生きれば幸せになれるのかを日常のなかで模索し続けているように見受けられます。
そうした一方で3月11日の危機は日本の強さを示しました。被災地の人々は危機のさなかにおいて感嘆すべき辛抱強さと礼節を発揮。社会そのものの土台が崩れつつあるときに、人々は手を携えながら、社会の秩序とルールを守りました。その健気な姿は世界から称賛され、日本人に一体感と連帯感を導きました。
私たちは、すべての不安因子を政治家、官僚、教育者、学者、経営者、ともすれば先祖、親・兄弟など、他の要因のせいにすることが多いのではないでしょうか。でも、はたしてそうした要因を排除したら、改善したら、我々がこれから直面する課題は解決するのでしょうか。
誰かのせいにしても解決しない。解決するのは、市民一人ひとりの行動や意思であり、地域であり、それを導くのが私たちJCメンバー一人ひとりの役割だと考えます。

●街づくりへの参加意識の醸成や地域コミュニティの形成
現に、高槻・島本の街を見ても、例えばこれから20年後の高槻市内の人口構成は、約4人に1人が75歳以上、約3人に1人が60歳以上となると推計されています。高槻・島本において、私たちやこれからの世代が抱える不安は、このままだと確実に少子高齢化が進むこと。このままだと確実に税収が落ち、政策がスリムになること。このままだと確実に国から地域に権限が委譲され、地域のことは地域で考えざるおえないことです。
しかしながら地域での活動は、高齢化による人材不足や、個人主義の横行による地域活動への意識低下が見受けられます。高槻市が平成22年度に策定した総合計画の基礎資料となる市民アンケート調査によると、『地域行事に参加している小中学生の割合』は36.8%、『地域コミュニティ加入率』は56.34%です。また平成21年の『自主防災組織率』は北摂他市と比較して低い状況です。この街で喫緊に必要な課題は、街づくりへの参加意識の醸成や、地域のコミュニティをいかに創りあげるかにかかっています。市民が街の現状を知り、市民自らの手で街づくりをおこない、自分の街は自分たちで考えるコミュニティづくりを目指します。

●安心、安全への取り組み強化
  阪神淡路大震災や東日本大震災の経験により、住宅や公共施設の耐震化といった自然災害への対応を余儀なくしなければならない不安に駆られています。また、原発事故の影響により環境への配慮も重なっています。地域では交通事故や不慮の事故、特に高齢化が進んでいる地域では空き巣の件数も増えています。健康面では特定健診受診者が伸び悩み、死亡因子であるがんでの死亡率が増えている状況です。
  そうした状況のもと、特に高槻市民・島本町民が望んでいる最優先の事項が安心・安全への街づくりです。私たちはこうした不安要素を次の世代に引き継がないために、そして政治や行政では担うことのできない役割を率先して行動し、市民に安心・安全が享受できる街づくりを進めます。

●未来を担う子どもたちの育成
  戦後、トヨタ、ホンダ、ソニー、パナソニックの創業者など卓越した起業家たちが、日本の繁栄を導きました。ところが日本が成功の道を進むに連れて、後続の世代では進んでリスクを取ろうという人が少なくなっています。最も優秀な人材の多くは、偏差値の高い大学へと進み、大企業での終身雇用による安定や、官庁に勤めるといった肩書きを得ることをめざすようになりました。
また、子どもを取り巻く環境も変化しています。高槻市において、母親が就業している家庭が、小学生の子を持つ母親の5割が、中学生の子を持つ7割に達しています。学力と相関関係があるといわれている朝食を欠食する小中学生が増加傾向であったり、家族団らんで食事をする時間も減っています。母子・父子家庭の増加や児童虐待も増加する一方です。平成22年、高槻市の青少年に関するアンケート調査よると『夢を持っている』小学生高学年の割合は72%。中学生は53%となっています。島本町においても同様のことがうかがえます。
私たちは、どんな環境にいる子どもたちにも、リスクへのチャレンジやイニシアチブを発揮できる、人間として成熟し、自分で物事を考える力を持ち、リーダーとなる意思を持つ子どもたちを育成しなければなりません。

●むすびに
わが街高槻・島本は、今後高齢化率が大阪府内でナンバーワンになると予想されています。今、日本に起こっている様々なことは世界の未来を写しています。今、高槻・島本に起こっている様々なことは日本の未来を写しています。新しい価値感を、国でもなく、自治体でもなく、地域に根ざしている私たち自身が創りあげねばならないと確信します。高槻・島本のリーダーである私たち自身が高槻・島本を再定義し、再構築しなければなりません。
なぜならば若い世代の運命がかかっているからです。より迅速で、より思いきった行動を、さらなる切迫感を持って起こさなければならないと考えます。
昔ながらのやり方が今なお続けられてるものが多々あります。それが本当に正しいのか。試したり、挑んだりすることができるのが私たち青年会議所であるはずです。
  この先、わが街高槻・島本が進む道はひとつしかないわけではありません。高槻・島本にいる個々人や地域での小さな選択で、優秀な官僚の決定する政策で、幾千もの会社の従業員の行動で、目的地をめざすことができます。
私は理事長としてひとつの地図を拡げ、進むべき目的地を示していきます。目的地に到達するための道は多く見いだせます。そして、その地図のなかで旅を進めていくのは、私たち青年会議所メンバー一人ひとりであり、高槻市民・島本町民の明るく、元気で、笑顔あふれる前向きな意思と行動であると確信しまちづくりを進めていきます。
  メンバー1人ひとりが、義務的に活動するのではなく、心の底から共感し、自らの意思で行動できるJCを共に創りましょう。

 

【2012年度 スローガン(案)】

『Soulful Takatsuki~魂からの挑戦~』
一人ひとりの意思と行動で高槻・島本の未来を創ろう!!。

 

【2012年度 基本方針(案)】

1, 前例踏襲でなく、未来志向の組織運営
私たちの活動は、ともすれば私たち組織のひとりよがりの発想で物事を捉えたり、組織を維持するための組織運営になりがちです。公益法人を見据え、高槻青年会議所が真にやるべきことを明確にし実行する組織運営をおこないます。

2, 地域の将来を見据えた事業の創造 
高槻・島本には行政をはじめ、社会福祉事業団、コミュニティ協議会、自治会、PTA、NPO、各種団体など、青年会議所以外にも街づくりを進めている団体が多数あります。私たちはそうした団体とも連携を取りながら、高槻青年会議所にしかできない、将来を見据え、真に街にとって必要な事業を創造します。

3, 地域リーダーをめざす人材育成
 青年会議所の目標は『社会と人間の開発』です。青年会議所メンバーが真に活躍すべき場は本来、卒業後であるはずです。青年会議所に入所中、あるいは卒業後、地域で活動していくリーダーの育成をめざします。

4, 新たな仲間を増やすための拡大活動
 私たちの活動は『志』を同じくする仲間が多ければ多いほど、活動の範囲が広がります。多くの考えを持つ人材が集うほど、私たちの人生観が深まります。私たちの目的達成のためにも、新たな仲間を増やすための会員拡大活動を進めます。

5, 地域との繋がりを深める広報の展開
 私たちの街の状況を知っているようで知らないことが多いのが実情です。高槻青年会議所メンバー同志もお互いの活動を共有することが大切だと考えます。地域と、あるいはメンバー同志のコミュニケーションツールとして、積極的な情報発信、広報活動を展開します。

 

【2012年度 運営方針(案)】

組織について

●副理事長(3名)
執行部の立場にたち、目的達成のための上程議案内容を精査し、各担当セクションの円滑な運営をサポートする。

●専務理事(1名)
執行部の立場にたち、目的達成のための上程議案内容を精査する。総務委員会、事務局と協力し会の運営に努める。また出向者を支援し、外部との窓口を担う。

●新入会員審査室室長(1名)
入会申込書を受け取り、書類審査・面接審査をおこなう。室長以外の構成メンバーは各委員会より重複とする。

●45周年実行委員長(1名)
45周年事業にむけて円滑な運営をおこなう。

●委員長(6名)
目的達成のために、委員会の円滑な運営に努め、各事業への積極的参加をメンバーに促す。

2, 会議について
●正副理事長会議
理事長、副理事長、専務理事を構成メンバーとし上程議案について検討し、理事会の円滑な運営を促す。総務委員長は予算に関わる議案上程のあるときはこの会議に出席する。原則として理事会一週間前に開催する。

3, 室・委員会について
●新入会員審査室
理事会より委嘱された入会申込者の資格について、厳正な審査をする。審査においては諸規則を厳守する。

●総務委員会
JC活動の基盤となる総務全般、財務管理および予算の執行をおこなう。総会の運営を担い、卒業式を企画する。また例会でのLDを企画・運営する。高槻・島本のまちづくりに関する事柄や高槻青年会議所の活動の積極的な広報を展開する。そして各事業に参加する。年間を通じて特定のテーマに関するキャンペーンを展開する。45周年事業・式典にはLOM一丸となって取り組む。
定款について検証を行い、必要があれば変更をおこなう。


●会員開発委員会
新入会員の受け入れをおこない、基本的なJC知識の習得に努めるとともに、こいのぼりフェスタ1000、高槻まつりに参画する。例会でのLDを企画・運営する。そして各事業に参加する。年間を通じて特定のテーマに関するキャンペーンを展開する。45周年事業・式典にはLOM一丸となって取り組む。

●指導力開発委員会
青年経済人としてのリーダーシップやマネジメント力を高める研修をおこなう。例会でのLDを企画・運営する。8LOM合同例会を企画・運営する。そして各事業に参加する。公益法人取得にむけて準備をおこなう。年間を通じて特定のテーマに関するキャンペーンを展開する。45周年事業・式典にはLOM一丸となって取り組む。

●会員拡大交流委員会
新年互例会を企画・運営する。会員拡大に努める。例会でのLDを企画・運営する。そして各事業に参加する。年間を通じて特定のテーマに関するキャンペーンを展開する。45周年事業・式典にはLOM一丸となって取り組む。

●45周年事業担当委員会
45周年にむけて事業を展開する。会員同士の相互理解や組織力を高めるために年当初の会・会員大会を企画・運営する。そして各事業に参加する。45周年事業・式典にはLOM一丸となって取り組む。

●45周年式典担当委員会
45周年にむけて、先輩諸兄、市内外の関係団体との交流や感謝の気持ち、高槻青年会議所をPRする式典を企画・運営をおこなう。3LOM合同例会を企画・運営する。そして各事業に参加する。45周年事業・式典にはLOM一丸となって取り組む。

※例会・LDタイムについて
例会設営・運営・LDは持ち回りで各委員会が担当し研修の場とする。

※出向者について
専務理事直轄とし、LOM全体で出向者の支援をする。出向者はLOMでの立場を認識し、出向先で得た経験をLOMへフィードバックすることを心がける。出向者の支援の設えとして、京都LOMナイトの開催を各副委員長が中心に設営する。


 



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時間 10:00~15:30(土・日・祝休)

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